山ラジオ

山ラジオ

私の今現在の山ラジオは次の3台。

左から、

・Kenko KR-001 63x98x24mm 80g (電池別) 単三×2本

・Panasonic R-P40 64.5x111.5x26.8mm 110g (電池別) 単三×2本

・Panasonic RF-P155 115x68x28mm 113g (電池別) 単三×2本

ラジオは登山中の熊よけにも使用するのでそれなりの音量で長時間使える必要があり、必然的に単三電池仕様が条件となる。また、デジタル技術を駆使したDSPラジオも機能的には便利だが、音質の点で好みではないため使っていない。

上の3台については、熊よけならばどれでも大差ないのだが、登山口での車中泊で耳元で小音量で聞くとなると真ん中のラジオに限る。完全アナログ仕様であるため濁りの少ない素直な音が出るのだが、すでに市場からは消えており中古でしか手に入らない。左は外国製の安価な基板を使っていると思われ全体的に性能が劣る。また右はRF部にデジタル技術を使った新製品で選局が極めて楽にでき、さすが国産とは思うがその分音質が落ちている。

ちなみに以前使用していたラジオは次の3台、左から、

・Toshiba TY-APR3 58x95x18mm 63g (電池別) 単四×2本

・SONY ICR-S2 54x92x21mm 95g (電池別) 単四×2本

・AudioComm RAD-F830Z-K 58x109x18mm 66g (電池別) 単四×2本

単四電池を使うことの意味を追求するあまり小型にしすぎて耐久性や使い勝手に問題があったり、熊よけとしての音量には不足気味であったり、電池の持ちが悪いなどの欠点があったため、現在は使用していない。

左の TY-APR3 は素直な聞きやすい音が出るが、ボリュームが本体角のダメージを受けやすい場所にあったり、操作しずらい形状だったりと、実使用場面を想定したデザインの追い込み不足が感じられた。実際、一度の山行でガリオームになってしまった。真ん中の ICR-S2 は30年以上前から愛用してきたもので、操作性、耐久性ともに申し分ないものであったが、さすがに今日に至っては重量があることと絶対的なパワーの不足が感じられる。また老朽化のためか音が割れてきている。右のRF-P155は Micro SD カードによるMP3音楽再生ができる点を評価したが、パワー不足が否めない。さらに DSP ラジオのため音質が好みではない。