レインウェア

レインウェア

現在使っているレインウェアは 30 年以上前のモンベル ストームクルーザー。ネットで検索してみるとストームクルーザーの誕生は 1982 年ということで、35 年前だから、私のモデルは発売後数年のものということになる。

沢山の山を共にしてきた愛着のあるレインだが、さすがに古くなっており、裾の部分は擦れて破れてしまっているし、防水性能も落ちており、毎回たっぷりとスプレーを掛けながら使ってきた。

現在のモデルをネットで調べてみると商品として上下別々になっており、ジャケットが重さ 257g、収納時 7cmΦ ×15cm で容積 577 立方 cm、パンツが重さ 191g、収納時 7cmΦ × 12cm で容積 462 立方cm、上下合わせて重さ 448g、収納時容積 1,039 立方 cm となる。

一方、現在使用中のものを実測すると上下セットでちょうど 700g、スタッフバッグ 11cmΦ×28cm で容積 2,660 立方 cm になる。

新旧比較で重量はマイナス 252g で 36% 減、容積は 61% 減となる。この差は大きい。さらに細かいことを挙げると、パンツの裾を固定するために、今はネオプレンのベルト(実測 37g )を使っているが最新のモデルではゴム輪が内臓されていてベルトは不要だ。

話しは前後するが、シュラフマットは THERMAREST の Zlite ソルを使っているところ、ハイマツ漕ぎや沢筋での高巻きなど狭い状況では幅 52cm のマットをザックの外に横向きに固定する方法には無理があることが分かった。やはりザックの中に収容したいと思うようになった。

左から、旧型上下、新ジャケット、新パンツ

比較的柔らかい生地のザックであれば、マットを筒状にして中に入れる方法もあるようだが、私の場合は該当しない。

そこで、コンパクトに収納できるものとしてエアパッド(NEMO ZOR 20M 収納時 11cmΦ × 20cm)を新たに購入したのだが、そのためにザック内の空きスペースが約 1,900 立方 cm 必要になる。レインで 1.600 立方 cm 生み出せば、あとの 300 立方 cm は何とかなるという目算だ。

荷物はザックだけではない。外付けで三脚、肩からハーネスでデジタル一眼と交換レンズを吊り、小さいがチェストバックもぶら下げる。細かく言えばトレッキングポールやヘルメットもある。だから、実績をベースにして、そこからの容量・重量差し引きで装備を変えていくしかない。

なにせザックの容量は 48 リットル、そこに山中3泊までの装備を詰め込むためにギリギリの検討が必要になる。単純にザックを大きくすれば問題は解決するが、体力がついていかない。ここはザックの容量制限をマイルストーンにして軽量化の努力をすべきだと思っている。

注文2日後にレインウェアが到着した。

重さはサイズによって公称値と多少の違いがあることから実測してみるとジャケットが 288g、パンツが 212g、合計 500g ちょうどだった。旧型も再度実測してみるとネオプレンのベルト込みで 698g、結局約 200g の減少となった。

重さもさることながら、上下別々のスタッフバッグはそれぞれが小さくてザックへの収納でも自由度が高い。旧型のスタッフバッグは大きい上にギリギリのサイズなので、収容に手間がかかっていた。濡れたレインをしまうときなどは一苦労だった。新型のスタッフバッグはゆったりとしていて余裕がある。この取り扱いの簡便さは重さ以上に大切なのかもしれない。

先日購入したエアパッド(NEMO ZOR 20M 160cm)も改めて実測してみると 400g ちょうどだった。今まで使ってきた THERMAREST の Z liteソル 130cm が 270g なのでマットとレインで約 70g 減となる。しかもこれで快適度が格段にアップしたことになる。

自分のスキルや度胸からしてハードルが高いと思う山に出かける際は、事前に時間をかけて徹底的に調べ、綿密に計画を練って不安感を少しでも減らすようにしている。そうしていると装備についても " まあいいか " では済まされない部分が出てくる。軽さ・快適さの追求はコスト見合い、という当然といえば当然の話しなのだが、際限なくコストを掛けられない身分なので、安全性を基準にしてクリチカルな装備に限定して更新してきた。